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Pencil Line Sketch #30

2 Nov

しばらくご無沙汰していたPencil Line のスケッチ。久しぶりに作ってみました。

今月のDSAGのマンスリーキットを見たとき実はすっごく悩みました。ペーパーの柄がはっきりしててきれいなんだけど、いったいどうやってLOを作ろうかという感じだったんです。キットのテーマはCreative Cadence。創造のリズムとでも言いましょうか。リズム・・・音楽・・・流れる・・・で行き着いたのがこのスケッチ#30でした。(どんな展開や?)

実はこの#30前から作ってみたかったんです。紙で作るならカーブの部分はちぎるかやすって、というイメージがあったので今回はデジタルでやすった感じにしてみました。

0710-seasonchanges.jpg

やすった感じ、出てるでしょうか。ここではやすりたい部分の明るさ/コントラストを調節して白っぽくした後ノイズのフィルターで少しざらざらした感じをだしました。

Credit:November Guild Kit Creative Cadence by Guild Designers Incukded the font DSAG Old 

Check out the details to get yours here

作った作品は・・・

11 Jul

どうしてる?って質問をよく聞きます。

始めたころは8インチサイズにしてフォトペーパーに自宅でプリントしてたんだけど結構手間もかかるし、インク代もかなりするんですよね。

で、最近では12インチで作ったLOは12インチでお店で印刷してもらってます。

お店といってもオンラインで注文できるところです。写真のLOは Scrapbooks to share で印刷してもらったもの。12インチだと紙の質によって$1.50から$2.00で印刷してもらえます。私が注文したのは$2.00のもの。良質の絵葉書のようなしっかりした素材です。アメリカ国内だと何枚頼んでも送料6ドル。海外へも発送してくれるようです。残念ながら、送料は実費になるようですが。

こちらのお店、1つ惜しい所は12インチのフルブリード(端から端までの印刷)ができないこと。なのでまわりに白い縁がついてます。

 loprints1-web.jpg 

loprints2-web.jpg

この他にもScrapbookPicture.comも使ったことがあります。

こちらはお値段が$3.49とちょっとお高いんですが、オンラインアルバム機能があること、印刷できるサイズが豊富なこと、そして正真正銘の12インチで印刷してくれることが気に入ってます。ペーパーの質は写真屋さんのマット仕上げの写真と同じです。送料はアメリカ国内で一律2ドル。

届いたLOは12インチのアルバムに、家用と子供各1冊づつ、計4つに分けて収納しています。

この他にもハガキサイズのLOを持ち歩きのミニアルバム用に作ったりしてます。その場合はごく普通の写真をオーダーする要領でそのへんの写真屋さんで注文できます。

日本ではまだお手ごろな値段で四角いLOを印刷してくれる所がまだないみたいです。(私がネットで探した程度なのでもし見つけたらぜひ教えてくださいね。)

あとShutterflyでMemory Bookといって8インチ、12インチサイズで製本してくれるサービスもあります。赤ちゃんのファーストイヤーのアルバムとか誰かにプレゼントするときなんかにいいかもしれません。

アメリカでのサービス情報ばかりになってしまったけど、みなさんの参考になればいいなぁと思って書いてみました。

Digital How to 2- Selective Coloring

19 Mar

1回目がわりと好評だったので、今日は気をよくして2回目です。
あまり理論ばかり並べても面白くないので、実践編にしますね。
第2回目は前にも紹介した、一部分色を残す写真の作り方です。

私はどのソフトも英語版なのでツール名の和訳が正しくないかもしれませんが、そのへんは写真から察してやってください。

1.まずは編集したい写真をひらきます。

2. 複写して新しいイメージでワークスペースに貼り付けます。
オリジナルの写真は閉じておきましょう。
オリジナルの写真はフィルムでいうとネガだと考えてください。編集するときは必ず、複写の方を編集しましょう。

選択>すべて選択、編集>コピー、ここでオリジナルは閉じます。次に
ファイル>新しいファイル>クリップボードから貼り付けです。

3.レイヤーパレットのサムネイルを右クリックレイヤーの複写をクリックします。
もしくは、ツールバーのレイヤー>レイヤーの複写、です。

4.上のレイヤーが選択されているのを確認して、このレイヤーを白黒写真に変換します。これで1枚目はカラー、2枚目が白黒のレイヤーが重なった状態になります。

5. ここからは消しゴムツールを使う方法、マスクレイヤーを使う方法などいろいろありますが、今日は単純に消しゴムツールで消していくことにします。
ツールパレットの消しゴムマークをクリックします。編集画面の上にツール設定バーが出てくるのでそこで消しゴムの形や大きさを選びます。形は丸がいいでしょう。すこしやわらかめ(周りがほんの少しぼかしになっているもの)を選ぶと端の部分が自然な感じで消せます。大きさは消している場所によってそのつど調節するのがいいと思います。コツは細かい部分は思いっきりズームアップして、少しずつ消していく、これです。

6. そのまま、レイヤーファイル (フォトショップはPSDファイル、ペイントショップはPSPimage) ファイルとして保存してもよいですし、SB用に写真屋さんでプリントしてもらうにはjpg.ファイルとして保存しておきましょう。この場合は1枚のレイヤーにMarge downした形になります。
  

これでフォーカルポイントはバッチリです。

Digital How to 1- Softwaer

8 Mar

皆さん、コメントありがとうございました。結構興味のある方がいらっしゃるのを知ってとってもわくわくしてます。早速第一回目、ソフトウエアーです。

デジタルでスクラップブックをするにはまずソフトが必要です。
・ フォトショップ(Adobe system) http://www.adobe.com/jp/products/photoshop 
・ フォトショップ・エレメンツ(Adobe system) http://www.adobe.com/jp/products/psprelements 
・ ペイントショップ(Corel)  http://www.corel.jp/product/paintshoppro/index.html 
・ デジタルイメージ・プロ(前のマイクロソフト・Picture It!) http://www.microsoft.com/japan/users/imaging/dip/2006/default.mspx  
・ フォトインパクト(Ulead) http://www.ulead.co.jp/product/photoimpact/runme.htm 
などが主なラインでしょうか。最近はパソコン、デジカメ、スキャナーを購入したときにおまけソフトで付いてたりもするので、皆さんお持ちかもしれません。
この他にもお絵かきソフトなんかで使えるものがあるかもしれません。基本的にレイヤー機能、PNG(Portable Network Graphics) ファイルをサポートするソフトをお勧めします。
 
このレイヤー機能っていうのがまず最初に「なんじゃ、こりゃ?」になる方が多いと思います。フォトエディティングソフトではこのレイヤーを使って写真の合成をしたり、DSBのレイアウトを作ります。
 レイヤーというのを分かりやすく理解するためにはトランスペアレンシー・シートを想像してください。一つひとつのレイヤーがトランスペアレンシー一枚一枚にあたります。それぞれのトランスペアレンシーにパターンペーパー(PP)、写真、エンべりなどを一つひとつのせて、それを重ねて上から見た状況をそうぞうしてもらうと、なんとなく仕組みがわかるかと思います。
このレイヤーは上下の順番を入れ替えたりそれぞれのレイヤーにのってる素材や写真の大きさを変えたり、位置を調整したりできます。右の絵だと下から1枚目がグレーのバック、2枚目が丸、3枚目が花、4枚目が星、5枚目が四角です。 上から見るとエレメンツ(エンべり)がのってない部分はすべて透けて見えるので すべて1枚の紙にのっているかのように見えます。
 
皆さん、JPEGファイルはご存知ですよね。一般的な画像ファイルです。PNGファイルも画像ファイルですが、こちらはバックが透明です。
 たとえば、青の(この際色は何でもいいんですが)丸いタグがのった、3インチ四方の白い紙と、同じく3インチ四方のトランスペアレンシーを想像してください。この違いがJPEGファイルとPNGファイルの見え方の違いです。DSBのショップで販売されているエンベリはほとんどがこのPNGファイル形式です。

とまずはこんなところでしょうか。これを読んでますますわからなくなった!って言われそう・・・。ご質問、おおいに承りますm(__)m。